友人の

結婚式が間近に迫り、それに伴う会議が数度持たれているわけですが。

アタシ自身は今回不参加の方向。
友人Kは男だから式そのものには参加できないし、2次会の誘いを貰ったものの都合がつかず。
帰省してちゃんと祝ってあげたかったけど、ごめん。
招待されてるのは中学まで一緒で、今でもつるむ腐れ縁のヤツラばかり。
会ってても話をしてても、ノスタルジックな気持ちになります。

あの頃のまま居たかったのに変わってしまったことが淋しくて、でも変わらないところが嬉しくて。
それぞれに、アタシの知らない時間が存在しているし、彼らの知らない時間がアタシにもある。
それが酷く淋しい。

あの頃とても幸せだった。
毎日が楽しくて仕方なかった。
些細な悩みがそこここにあって、だけど素の自分をさらけ出せて。

それらは全部今思い返すから言えることで。

後悔ばかりしてしまう。

アタシはどこでこんなになっちゃったんだろう。

誰かが手の届かないところに行ってしまうのが、酷く厭だ。

あの頃がずっと死ぬまで続くと思ってた。

続かないって知ってたけど、でも願ってた。

未分化なまま、ずっと一緒に居られたらよかったのに。


だけどどうにもならない。

アタシはこんなになっちゃって、これからもこういう人間のままで生きてくと思うし、他の皆も同じ事で、さながら幹から枝分かれしてくみたいに広がって離れてく。
でもずっと下のほう、幹は一緒だ。
過去は繋がってるし共有してる。

それだけで満足しなければ。

もう、わがまま言える子供じゃいられないんだ。