今でも囚われているのはひとりのひと。
あの頃に帰りたいと何度も何度もそう思う。
従兄で幼馴染で、いつもそばにいた。
ずっと、好きだと想ってた。
本当に好きだったのかはわからない。
でも大好きだった。
それは多分、依存症の始まり。
彼に依存することであたしはあたしを保ってた。
離れることがないと思っていたから、
縁が切れることがないと思っていたから。
だからいつまでも依存できるものだと勘違いした。
あたしのポジションは永遠だと思った。
それは間違いだった。
離れていくのは、
至極当たり前のことだったのに。
ずっと子供のままでいられると信じすぎた。
今でも彼を捜す。
誰を見ても、彼との相似点を捜す。
面影を見ようとする。
少しでも影が重なれば、依存しようと心が動く。
違うと知りながら、影だけを見る。
得られなかった永遠を欲する。
依存するのか執着するのか、
影だけを見て、過去を求めて、
戻れるはずのないあの頃を願う。
違う人、違う声、違う個体。
本当に欲しいあの人じゃないことを知りながら、
目を背け、あたしはあたしを騙そうとする。
騙しきれずに失望して、また、似た人を捜す。
変わらないのは、
何時までもそばにと思う、
子供のままのその願い、ただそれだけ。
あの頃に帰りたいと何度も何度もそう思う。
従兄で幼馴染で、いつもそばにいた。
ずっと、好きだと想ってた。
本当に好きだったのかはわからない。
でも大好きだった。
それは多分、依存症の始まり。
彼に依存することであたしはあたしを保ってた。
離れることがないと思っていたから、
縁が切れることがないと思っていたから。
だからいつまでも依存できるものだと勘違いした。
あたしのポジションは永遠だと思った。
それは間違いだった。
離れていくのは、
至極当たり前のことだったのに。
ずっと子供のままでいられると信じすぎた。
今でも彼を捜す。
誰を見ても、彼との相似点を捜す。
面影を見ようとする。
少しでも影が重なれば、依存しようと心が動く。
違うと知りながら、影だけを見る。
得られなかった永遠を欲する。
依存するのか執着するのか、
影だけを見て、過去を求めて、
戻れるはずのないあの頃を願う。
違う人、違う声、違う個体。
本当に欲しいあの人じゃないことを知りながら、
目を背け、あたしはあたしを騙そうとする。
騙しきれずに失望して、また、似た人を捜す。
変わらないのは、
何時までもそばにと思う、
子供のままのその願い、ただそれだけ。
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