期待はずれ。

2003年3月17日 自己愛
僕は彼女を裏切った

何度も何度も裏切った

何度も何度も同じ嘘を吐いた

結果、彼女は僕から離れていった

当然の報い

僕はいつだって彼女の期待に応えられずに

自分だけの世界で自分だけをかわいがった

何度も同じ間違いをして

何度も彼女の期待を裏切って

今思うと、果たして彼女は僕に期待をしていたのかな?

本当は僕がこんな人間だって、

はじめから知っていたのかもしれない

気づかない振りで滑稽な一人芝居を続けた僕を、

許すような眼差しをしながら本当は

裏切られてたことも何もかも

無かったことにしてしまおうって

もしかしたらそう思っているのかもしれない

僕は彼女を裏切り続けた

見捨てないでと見苦しくすがりつきながら

心の底では自分だけを愛していた

彼女が去るのも無理は無い

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