オロカモノ。

2002年12月14日 自己愛
すきなんだ。

ホントに、大好き。
それはそれはよくあることで。
さみしくて
穴埋めをしようとするココロがのめり込むカタチの無い逃げ道。
だから、
不毛でどうしようもないことだって知ってるし、
想いの果てに何が在るのかも解かってる。

さみしいだけ。
だからすきになる。
すきだというその想いに縋るだけ。
偽りの気持ちに溺れて自己満足を得ようとしてるだけ。

アタシが弱いだけのこと。
さみしいのを認めようとしないから、
深みに嵌まってゆく。
どろどろとした感情を持て余して
穴の開いたココロを半ば自動的に埋めようとして
すきだという偽りに漂って居る愚か者。

ほんとにだいすきなんだよ。
でも
その気持ちが本物だとは限らないから。
くるしくて、こわい。
吐き出す場所も無い。
それでも
拠り所が無いこの気持ちを、
誰かに救ってもらってはいけない。
救われたいだなんて、そんなふうに思ってはいけない。
全ては嘘で偽りで幻なんだから。
最初からありはしないのだから。

だめだと知りながら尚、縋り付こうとしているオロカモノ。

それでもほんとうに、
さみしいだけの単なる穴埋め装置的な気持ちでも、
不毛でも全て嘘でも
何も無くても
想いの果てを解かっていても

だいすきなんだとおもう。

なんてオロカなアタシ。
馬鹿でも阿呆でも無く、アタシはオロカだ。

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