旦那が好きだ。
なんてことは10年も前から解かってたことだけど。
今日それを再確認。
旦那が死んでしまったら、マリのとき以上に泣く。
絶対はこの世には無いけど、
近い未来で自分がそうするのがまぎれも無い事実だって解かってる。

でも、
悲しむ行為自体、生きている人間のエゴにしか思えないから。
悲しむ自分は嫌い。
悲しみに浸って自分を哀れむのがイヤ。
そんなつもりが無くても、無意識に、
爪の先程でも自分の為に悲しんでいる可能性は否定できない。

幽霊の存在を否定はしないけど、確認してないから信用できない。
この国では大概、人間は死んだら焼かれて骨になる。
骨に意識は残らない。
その瞬間に、この世から消える。

人が死んで悲しいのは。
彼の人を失って、「自分が」淋しいから。
失って、辛い思いをする自分が可哀相だから。

死ぬ為に生きてる。

吉原炎上。
大好きだ。といっても見たのはまだ二回、しかもTVで。
長嶋監督と槙原、村田、斎藤のベテラン3選手退団セレモニーで大泣きし、
心持ちすっきりしたのでちょっと浮上した。
で、吉原炎上。

吉原、という世界が好き。
そこは隔離された特殊で、独自な場。すべてが偽者で仮初め。
シキタリ。騙し合い。駆け引き。上辺の言葉。実を見せてはイケナイところ。
でも何処かに真はあって。
なのに口に出せばたちまち喰われてしまいそうで。
身も心も、骨までもしゃぶり尽くされて人生を終える女も居て。
病になるか、身請けされるか、年季が明けるか。

断絶。

あァ、
それが好きなのか、結局。
生きてく先にはソレがずっと付き纏う。
何の為に生きるのか。

死を迎える為に。

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