昨日
別名山の別荘へ、点検と鍵閉めに行った。
何をするでも無く、籐の長椅子に転がって。
考えることといえば
居なくなったこの家の主のことで。
まるで純文学でも書いてしまいそうな感情に、
飲み込まれて。流されて。
ぽっかりと開いた心の中の穴に吸い込まれた。

そうして
私小説の構想を練ってしまった。
書けないだろうけど。
考えるだけなら、全て、許されることでしょう?
実行する段階には、
未だ到ってないのですから。
なんか、こう、やっぱり影響されてるわ。
夢野久作なんか読み始めるから。
文学クサイ文章を書きたくなるんだろうな。

他人の影響、受けやすいのは
自主性の無さの現れでしょうか。

コメント